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父さんが連れていく京都 ③ [JALAN JALAN]

京旅③は京都御所です。

宮内庁へ事前申し込みをしないと入る事が許されない正真正銘のエンペラースポット。
参拝するのには少々めんどーでしたが雅な世界を垣間見れるまたとない機会なのですっごい楽しみ!

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警備も怠りありません。
事前申し込みナンバーを告げ身分証を提示しないと中へは入れません。

参拝は宮内庁の案内人を先頭に続き、途中で人が迷子や意図的にエスケープしないように最後尾にはSP的佇まいの方が随時人数を数え「どこどこ門通過」って具合でどこかと無線連絡をし続ける警備っぷりの中行われます。

まずは「御車寄」(おくるまよせ)
正式な参内時の玄関のようなところだそうです。

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そして「新御車寄」
前者が馬などを使っていた時代で「新」が時代の変化に伴って新たに作った玄関だそうな。

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歩みを進めると「紫宸殿」の回廊門である「承明門」(じょめいもん)が見えてきました。
そしてその先の山には五山送り火の「大」の字が。

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「紫宸殿」(ししんでん)はスケールが違います。
写真では伝わらないほどのビッグスケールに唖然。
即位の礼等の重要な儀式を執り行う最も格式の高い正殿であり京都御所の象徴でもある存在。
そしてこの右近の橘は雛祭りのひな人形に欠かせないアイテムのあの橘のモデルになったモノなんですって。

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そんな紫宸殿正面に構える「建礼門」(けんれいもん)
御所の周りにはこのように立派な門が6か所ほどあり身分等の違いによって入る門が分けられていたんだそうです。

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承明門越しの紫宸殿
もちろん今でも高貴な場所、遠くから眺める事のみ許される場所です。

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見学コースはその殆どが大きな建物を周りから拝観するところばかりなので日影が少なく暑いのなんの。。。

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後ろに見えるは紫宸殿左手奥に位置する「建春門」(けんしゅうもん)

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「春興殿」

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垣根ひとつとっても興味深く、他では見られないモノばかりでした。

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「清涼殿」(せいりょうでん)
紫宸殿の裏手に建ち、天皇が日常のお生活をなさっていた御殿。

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獅子狛犬に守られながらこの御帳台でご休息されたそうです。

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御池庭(おいけにわ)
ホントに美しい回遊式庭園でした。
みもぞうの後ろは州浜ですね~

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細々した建具どれをとっても手抜きはありません。
こんな手の込んだモノばかりです・・・

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「小御所」(こごしょ)
元服式等で使われたり天皇が将軍・諸侯と接見する場だったそうです。

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小御所から望む御庭池。
秋の色づいた季節にも眺めてみたいものです。

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「御常御殿」(おつねごてん)
紫宸殿よりさらに大きく御所の中で最大の御殿となる入り口はなんか拍子抜けする造りです。

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御常御殿の「御三間」(おみま)

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そして御常御殿を背にして1時間ほどの御所ツアーは終了。
とにかくスケールの大きさと贅の数々に雅な気分を味あわさせていただく事ができました。

明治維新までここで政治が執り行われていたかと思うと感慨深いですね。

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御所から御苑に出たの図。
この築地塀が南北450m、東西250mと御所を囲んでいます。

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歩みを復習するの図。
この模型全体が現在の京都御苑、左側の方形が見学してきた京都御所です。

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同じく宮内庁管理の「修学院離宮や仙洞御所や桂離宮」も行きたかったんですが、残念ながらこども禁制。
唯一こども可だったのが京都御所だけだったんです。

他の御所はまたその時までのお楽しみにしておきましょう!


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