父さんが連れていく京都 ⑥ [JALAN JALAN]
台風4号のバカー!!!
早朝の3~4時頃から激しい雷と横殴りの雨。。。
どーしましょーって思っても京都に来たからにゃ何が何でもサイトシーンしなければならぬです。
そんな訳で朝食に予定していた街カフェは雨天中止で超残念なコンビニモーニングを食べていざ出発!
まずは「清水寺」へ。
と・・・その前に参道途中にある宝徳寺で思っていたより石が軽く持ち上げられたら願い事が叶うという漬物石リフトにチャレンジ。
みもぞうは持ち上げるのに四苦八苦・・・
願い事はキャリーオーバーって事で残念でした~
京の街並みを背景に。
でも残念ながらしつこいですが台風4号のバカー!でろくに見えません・・・
でもそんな私たちにうれしいお知らせが!
1回のお参りで千日分のご利益があるという「千日詣り」の日でした。
普段は外からしか見る事の出来ない本堂の内々陣特別拝観ができて尚且つ千日分です。
そしてタダでお札も頂けるという太っ腹ぶりに思わず朝からニンマリ。
音羽の滝で清水をながーい柄杓で飲んできました。
この清らかな水(清水)が清水寺の由来だったと初めて知りました。
「東福寺」
みもぞうが見たかったでっかーいお寺や門にご対面です。
しかもこの三門、日本最古というおまけ付き。
でもでも紅葉で有名な東福寺ですが、一番の目的は「八相の庭」です。
昭和13年に作庭した重森三玲の代表的な作品のひとつです。
「南庭」
海を表現した砂紋に島々に見立てた巨石が織りなす世界観は何度見てもいいものです。
対照的に苔生した築山もそのコントラストが鮮やかです。
みもぞうも座り込んで詫びたり寂びたりしている様子。。。
渋すぎだぜ10才!
この通天橋から眺むる赤く染まった景色はただただ絶景です。
緑もいいけどやっぱり赤がいいね~
「北庭」
ウマスギゴケと敷石の織りなすコントラストも大好きです。
背景の唐楓が紅葉した景色はまた表情がガラッと変わり心が揺さぶられます。
「三十三間堂」
三十三間堂はね、蓮華王院っていうんだホントはね~
いつの間にか俗称が正式名称化してしまったそうです。
院内はまったくもって撮影禁止の超国宝てんこ盛り。
そう言えばオヤビンも初の千手観音様とのご対面でした。
江戸の頃に「通し矢」という24時間弓矢耐久射っぱなし大会が行われた縁側。
118m先の的に当てるんだそうです。
届くだけでも凄いのに最高記録は13053本射って8133本的に当てたそうで1分間に9本のペースだとか。
すごいヤツはいつの時代にもいるんだね~
「無粼庵」(むりんあん)
造園施工管理試験に毎年必ず出題される庭園なので是非この機会に見ておきたいと思いやってきました!
明治29年に作庭され今に受け継ぐ見事な景色です。
もみじとこけ。
雨に打たれたなりの美しさがありそれもまた楽しいものです。
うっすらと遠くに見える山は「東山」
計算せれ尽くした借景です。
庭内に注ぐ豊かな水の流れは琵琶湖の疏水を取り入れたもの。
散策して母屋を望む
木々のみどり、苔のみどり、濃淡いろいろなみどりがとても美しいです。
枯葉と苔と隆起した根っこ。
ただそれだけなのに額縁に切り取って納めたいほどの魅惑。
みもぞうの後ろ姿を追いながら、ふと老後こんな庭を日々相手に手仕事して過ごす事ができたら幸せだろうなーって思ったりなんかしたりして。。。
源流となる三段の滝
水の流れも美しいのひとことです。
母屋から望む庭。
お抹茶をいただきながらしばしボーっとこの景色を眺め続けていたくなりました。
が・・・腹がぐうーっ
腹が減っては観光は出来ぬ。。。
では、ランチタイムしてきまーす!
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「無粼庵」(むりんあん)知らなかった。しかし、すてきな庭ですねえ。あ、私も行って見たくなりました。あの庭で外の景色を
見ていたいと思ってしまいました。感謝。
by kjisland (2010-08-21 17:02)
kjislandさん
すばらしい庭です。
機会があれば是非!
お勧めしますよ~
by レッドパラダイス (2010-08-25 20:40)